長湯温泉の日向塚地区にあります宝泉寺へ行ってきました
こちらには室町時代中期の薬師如来や十二神将がございます
薬師如来が説法している時の右手は
手を上げて手の平を前に向けています
施無畏印(せむいいん)と呼ぶ印相で
恐れや不安など心の苦しみを取り除き
「恐れなくてもいいよ」と安心させてくれるサインです
施無畏印で薬指を少し前に出すことで薬師如来を象徴しています
直入町日向塚 宝泉寺
痛いところへすぐ右手が届くようになっています
これが「手当て」ですね
僕らも薬師様ほどでは無いですが
大切な方のそばにいる事や触れる事で
苦しみや恐れを和らげることはできると思います